メトロノーム、使っていますか?
僕は基礎練習の時は必ず使いますし、ライヴでも使います。
今回、ハイハットスタンドに設置出来るスマホホルダーを購入して、ライヴやリハーサルで快適にメトロノームが使える環境を実現したので、忘れない内にまとめておきたいと思います。
なぜメトロノームを使うのか?
そもそも、なぜメトロノームを使うのか?
理由は明確で、「曲に最適なテンポで演奏する為」です。
残念ながら曲のテンポを毎回正確にイメージし、再現出来るスキルを人間は持ち合わせていません。人間は機械ではないので、その時の体調やテンション、前の曲のテンポによっても体内のテンポ感は影響を受けてしまいます(鍛えることは出来ます)。
もちろん、曲中でテンポが変化するのは自然なことなのですが、少なくとも曲の最初はその曲に最適なテンポでスタートする方が良いと考えています。
そんな理由から、様々な現場には必ず小型のメトロノームを持参していたのですが、今回スマホのアプリに完全移行。そして、これまで以上に快適に演奏出来るようにスマホホルダーを導入しました。
ちなみに、iPadも持っているのですが、荷物は極力増やしたくない(忘れ物をしたくない)ので常に身につけているスマホの使用を前提にしました。
ハイハットスタンドに設置できるスマホホルダー
まずはスマホホルダーを探さないといけません。
必須条件は以下。
- 僕が使っているiPhone XSが装着できる
- 角度調節(特に前後)ができる
- シンバルスタンドやハイハットスタンドに装着できる
- 演奏中に落ちない・ズレない
探してみると意外にもこの条件に当てはまるスマホホルダーは殆どありませんでした。iPadなどのタブレット用のホルダーはたくさんあるのに……。
スマホホルダーで見つかるのは自転車や車用ばかり。しかも、前後の角度調整ができなかったり、シンバルスタンドやハイハットスタンドの口径には装着出来なかったり(マイクスタンドを想定しているものが多い)と、ドラムで使えないものばかり……
そんな中ようやく見つけたのがK&Mのスマートフォンホルダー19745Bでした。
ハイハットスタンドにセットするとこんな感じ。
スマホをセットして使うとこんな感じになります。
実際にセットして使ってみると、思っていた以上に快適です。
これまではメトロノームを置く場所を用意しないといけなかったり、曲間にテンポを変更したり、電池が切れないか心配したりと、色々なストレスがありました。
しかし、これですべて解決!すぐ手元にあるし、位置的にスティックで叩くこともまずありません。ライヴ中にTwitterも出来ますね。
おすすめメトロノームアプリ
あわせて、おすすめのメトロノームアプリも紹介しておきます。
これまで10個以上のメトロノームアプリを試してきましたが、結局ずっと使い続けているのは「Tempo」というアプリです。
有料版もありますが、無料版でも十分使える素晴らしいアプリです。
たくさんの機能があるのですが、
- セットリスト機能
- 10~800のテンポレンジ
- 変拍子にも対応可能
- アクセント位置のカスタマイズ
- 画面の点滅機能
あたりがライヴで使用する時にありがたい機能です。
この記事がスマホをメトロノーム代わりにしたい!、リハーサルやライヴで使いたい!という方の参考になれば嬉しいです。